大引けの日経平均は前週末比145.07円高の25307.85円となった。東証1部の売買高は11億8702万株、売買代金は2兆6680億円だった。業種別では、空運業、保険業、不動産業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、電気・ガス業、精密機器、小売業など5業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の66%、対して値下がり銘柄は30%となった。
個別では、郵船<9101>や東エレク<8035>が堅調で、三菱UFJ<8306>とトヨタ自<7203>は3%近い上昇。3月末の配当取りの動きがあったとみられ、商船三井<9104>は3%超、川崎船<9107>は4%超上昇した。国内証券の投資判断引き上げが観測された日揮HD<1963>は商いを伴って連日の大幅高。H.I.S.<9603>などの旅行関連株も大きく買われた。また、決算発表のオハラ<5218>やシーイーシー<9692>が東証1部上昇率上位に顔を出し、ヤーマン<6630>はストップ高水準で取引を終えた。一方、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>はさえない。コーセー<4922>やポーラオルHD<4927>は証券各社の投資判断・目標株価引き下げを受けて売りが出た。また、株式の売出し実施を発表したミルボン<4919>や決算発表のラクスル<4384>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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