大引けの日経平均は前日比18.33円安の23391.86円となった。東証1部の売買高は11億5170万株、売買代金は1兆9215億円だった。業種別では、海運業、その他製品、銀行業が下落率上位だった。一方、水産・農林業、電気・ガス業、鉄鋼が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の64%、対して値上がり銘柄は31%となった。
個別では、売買代金トップの任天堂<7974>が利益確定売り優勢で4日ぶりに反落。三菱UFJ<8306>などのメガバンク株やキーエンス<6861>も軟調で、ソニー<6758>やソフトバンクG<9984>は小安く引けた。11月度業績を発表したMRO<3064>、第3四半期決算を発表したシーイーシー<9692>などは売りがかさみ、業績予想を下方修正したベステラ<1433>や一部証券会社の投資判断引き下げが観測されたピジョン<7956>が東証1部下落率上位に顔を出した。一方、公募株の受渡日だったエアウォーター<4088>は商いを伴い3日続伸。SUMCO<3436>が4%高となるなど、米国市場の流れを引き継いで半導体関連株も堅調だった。トヨタ自<7203>は小幅高。また、今期大幅増益見通しのグッドコムA<3475>やAR(拡張現実)関連銘柄物色が向かったスターティアH<3393>
が東証1部上昇率上位に顔を出した。
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