スクエニＨＤは小動き、子会社解散特損約２０億円程度計上も影響は織り込み済み

　スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>は小動き。同社はこの日午前１０時に子会社解散に伴う費用を特別損失として約２０億円程度計上する見込みであることを発表した。米国子会社のシンラ・テクノロジーとシンラ・テクノロジーの１００％子会社であるシンラ・テクノロジー・ジャパンの２社。クラウド・プラットフォーム事業者として、追加の事業資金の第三者からの調達を目指していたが、そのメドが立たなかったことが解散の理由としている。約２０億円程度のうち、約１１億円については、１６年３月期第２四半期連結決算において、関係会社株式評価損として既に計上しており、業績への影響は織り込まれている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）