セゾン情報、上期経常を83％上方修正

　セゾン情報システムズ <9640> [東証Ｓ] が10月12日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の6億円→11億円(前年同期は12.3億円)に83.3％上方修正し、減益率が51.4％減→10.9％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の16億円(前期は29.4億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期第２四半期連結累計期間の業績は、売上高につきましては、フィナンシャルＩＴサービス事業において情報処理サービスの売上が前回予想を上回って推移したこと等により、前回予想値を上回る見込みとなりました。　損益面につきましては、売上高の増加による売上総利益の増加等により、営業利益、経常利益は前回予想値を上回る見込みとなりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、基幹システム導入計画の見直しに関連する損失が見込まれるものの、前回予想値を上回る見込みとなりました。なお、通期連結業績予想につきましては、事業モデルの転換に当たり社員報酬及び体制強化に要する費用、「HULFT Square」リリース関連費用の支出が今後増加することから、現時点では据え置いております。　引き続き業績動向を慎重に見極めたうえで、今後修正が必要と判断した場合には速やかに開示いたします。また、2023年３月期の配当予想につきましては、変更はありません。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。