武蔵野、上期経常を一転22％増益に上方修正、通期も増額

　武蔵野興業 <9635> [東証２] が11月11日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3000万円→4400万円(前年同期は3600万円)に46.7％上方修正し、一転して22.2％増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比2.6％増の4000万円に伸びる見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期第2四半期連結業績予想につきましては、映画興行事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け営業損失が見込まれますが、自動車教習事業は、厳しい経営環境の中でも自動車運転免許取得需要に大きな落ち込みは見られず、また、未確定だった雇用調整助成金等の支給が実現し特別利益を計上できたことから、依然厳しい営業成績ではあるものの、当初の予想を上回る見通しです。　未定であった2021年3月期通期連結業績予想につきましては、引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今後も厳しい経営環境となることが予想されることから、売上高12億4千5百万円、営業利益2千5百万円、経常利益4千万円、当期純損失2千5百万円を見込んでおります。