大引けの日経平均は前週末比102.20円安の27927.37円となった。東証1部の売買高は10億8694万株、売買代金は2兆5071億円だった。業種別では、情報・通信業、医薬品、サービス業が下落率上位だった。一方、鉱業、パルプ・紙、鉄鋼が上昇率上位だった。
東証1部の値下がり銘柄は全体の57%、対して値上がり銘柄は38%となった。
個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が8%超の下落。米上場廃止への懸念から中国ハイテク企業の株価が急落し、これら企業に投資する同社にとっても売り材料視されたようだ。その他売買代金上位ではレーザーテック<6920>が2%超下落し、郵船<9101>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>も軟調。アインHD<9627>は決算を受けて売りが先行するも下げ渋った。また、マネーフォワード<3994>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、川崎船<9107>が6%超上昇したほか、商船三井<9104>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>も堅調。CMK<6958>やデンカ<4061>は一部証券会社の投資判断引き上げを受けて大きく買われた。また、決算やウチダエスコ<4699>の完全子会社化を発表した内田洋行<8057>は東証1部上昇率トップとなった。
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