東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは石油石炭、電気機器、鉱業、保険、海運、その他製品、輸送用機器がしっかり。一方で、電力ガス、小売、不動産、陸運、建設、空運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソニー、アドバンテスト<6857>、NTTデータ<9613>、TDK<6762>、東エレク<8035>が堅調。
日経平均の後場の値幅は50円程度と、引き続き狭いレンジ取引が続いていた。前日終値を挟んでのこう着であり、足元のもち合いレンジ(21000-21800円)上限でのこう着といったところである。前日の日経平均は上値抵抗の200日線に接近する局面もみられたが、同水準では利益確定の流れが優勢となっていた。200日線のほか、節目の22000円を明確に上放れてくるには、米中通商問題の合意や英国のEU離脱延期といった材料の他、今後本格化する米企業決算において過度な警戒感が和らぐといった材料が必要であろう。
米中通商協議については、トランプ米大統領は「4週間のうちに」といった見解を示しており、月内合意の可能性は低い。英国のEU離脱についてメイ首相は、10日の首脳会談で再び、6月30日までの延期を要請する考えである。再延期ともなれば警戒されていた日本の10連休中の波乱懸念が和らぐ格好となるため、売り方にとってはポジション圧縮が迫られることになりそうである。
その他、短期的な値幅取り狙いとはいえ、決算のほかバイオ関連や新札関連、5G関連などへの物色が活発であり、目先は個人主体の材料株物色も継続しやすいだろう。
<CN>
この銘柄の最新ニュース
NTTデータのニュース一覧- 日経平均は542円安、円上昇し株価の重しに 今日 13:53
- 13時の日経平均は529円安の3万9451円、東エレクが58.69円押し下げ 今日 13:01
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続落、東エレクが1銘柄で約41円分押し下げ 今日 12:30
- 日経平均9日前引け=続落、302円安の3万9678円 今日 11:31
- 11時の日経平均は332円安の3万9648円、東エレクが39.46円押し下げ 今日 11:01
マーケットニュース
- 13時の日経平均は529円安の3万9451円、東エレクが58.69円押し下げ (01/09)
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ幅広げる (01/09)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にノイル (01/09)
- 後場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は米市場休場で様子見 (01/09)
おすすめ条件でスクリーニング
NTTデータグループの取引履歴を振り返りませんか?
NTTデータグループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。