北陸電、今期経常を75％上方修正・38期ぶり最高益更新へ

　北陸電力 <9505> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は851億円の黒字(前年同期は749億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の400億円の黒字→700億円の黒字(前期は937億円の赤字)に75.0％上方修正し、38期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の300億円の赤字→300万円の赤字(前年同期は560億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は151億円の黒字(前年同期は372億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-14.6％→8.3％に急改善した。

株探ニュース