待ちで動意乏しく、終盤にかけ調整色が強まり、ダウは上げ幅を縮小し終了。
ナスダックの下落を受けて、東京市場はハイテク株を中心に売り優勢で取引を開始。東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体関連が日経平均を押し下げ、前場の日経平均は前日比マイナス圏での推移となった。一方、時価総額が大きい資源関連株や電力株が上昇したことや、為替が1ドル147円90銭台と朝方比ではやや円安ドル高に振れたことなどから日経平均は後場切り返す格好に。売買代金は減少しているが底堅い展開となった。
大引けの日経平均は前日比111.41円高(+0.29%)の38807.38円となった。東証プライム市場の売買高は16億6028万株、売買代金は4兆3374億円と3営業日連続で5兆円を割り込んだ。セクター別では、電気・ガス業、石油・石炭製品、非鉄金属、鉱業、不動産業などが上昇した一方、パルプ・紙、銀行業、サービス業、精密機器の4セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は74%、対して値下がり銘柄は23%となっている。
日経平均採用銘柄では、浮体式洋上風力で企業連合の動きが報じられたことから、関西電力<9503>、東京電力HD<9501>、中部電力<9502>など電力株が買われたほか、金価格上昇が影響して住友鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>、三井金属<5706>が大幅高。このほか、ENEOSホールディングス<5020>、INPEX<1605>といった原油関連銘柄の上げも目立った。日経平均採用以外の銘柄では、昨日配当性向引き上げなどを発表した極東証券<8706>が本日もストップ高。
一方、東京エレクトロン、アドバンテストのほか、スクリーンHD<7735>、ルネサスエレクトロニクス<6723>と半導体関連銘柄がさえなかったほか、キーエンス<6861>、信越化学<4063>、村田製作所<6981>も売られた。日経平均採用以外の銘柄では、足元盛り上がっていたさくらインターネット<3778>、三井E&S<7003>が売り優勢となった。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
関西電のニュース一覧- 日経平均は199円安でスタート、ディスコや東京海上などが下落 今日 09:37
- 前日に動いた銘柄 part1 雨風太陽、ダイドーグループHD、SHIFTなど 今日 07:15
- 【↓】日経平均 大引け| 続落、円高や米関税政策への警戒で売り優勢 (11月27日) 2024/11/27
- サンリオ、DyDo、人・夢・技術Gなど 2024/11/27
- 後場の日経平均は291円安でスタート、古河電工や東急などが下落 2024/11/27
マーケットニュース
- <動意株・28日>(大引け)=タカラトミー、岡本硝子、エイビックなど (11/28)
- 日経平均28日大引け=3日ぶり反発、214円高の3万8349円 (11/28)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位に日本電解 (11/28)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にシグマクシス (11/28)
おすすめ条件でスクリーニング
関西電力の取引履歴を振り返りませんか?
関西電力の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。