日経225先物は11時30分時点、前日比190円安の2万5850円(-0.72%)前後で推移している。米国市場で主要指数が下落したほか、為替相場の円高基調が重荷となり、寄り付きは2万5920円とシカゴ先物清算値(2万6000円)を下回って始まった。寄り付き直後につけた2万5940円を高値に、その後はじりじりと下げ幅を広げる展開となり、前場半ばには一時2万5720円まで下げている。
テクニカル面では25日移動平均線が2万5710円近辺に位置しているため、これが心理的な支持線として意識されているようだ。また、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されていたこともあり、200円を超える下落ながらも市場は比較的落ち着いているようにみられる。グローベックスの米株先物ではNYダウ先物は60ドル安程度で推移しており、これを材料に売りを仕掛ける流れにもなりづらく、短期のロング筋による利益確定の売りが中心であろう。
なお、前場のTOPIXは0.53%の下落であり、後場は日銀のETF買い入れの思惑が働きやすい。この日銀の需給に向かう形でショートポジションを積み上げてくることは考えづらく、後場はこう着ながらも底堅い展開になりそうだ。NT倍率は先物中心限月で14.95まで低下しており、TOPIX型の割安修正の動き。また、NTTドコモ <9437> の指数構成銘柄からの除外に備えたTOPIX型の調整買いも意識されやすく、目先的にはTOPIX型優位に向かいやすい。
株探ニュース
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