サイネックスとスマートバリューがともに大幅高、包括的事業提携契約を締結

　サイネックス<2376.T>が大幅高。午前９時ごろ、スマートバリュー<9417.T>と包括的事業提携に関する契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが両銘柄の株価を押し上げている。

　今回の提携は、紙媒体とＩＣＴの融合により、自治体や地域活性化の支援強化を図るのが狙い。自治体との官民協働事業として行政情報誌「わが街事典」や子育てガイド、ふるさと納税の情報提供サイト「わが街ふるさと納税」の運営などを行うサイネックスと、社会課題をクラウドサービスで解決することを標榜し、地域情報クラウドプラットフォーム「ＳＭＡＲＴ　Ｌ‐Ｇｏｖ」上で、ホームページを主とした自治体から地域への情報提供や災害時の緊急情報などを手掛けるスマートバリューがそれそれの事業ノウハウと営業力の相互補完を行うことで、業容拡大と業務の効率化を目指すという。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）