イーロジット、前期経常を赤字縮小に上方修正

　イー・ロジット <9327> [東証Ｓ] が5月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の2億8600万円の赤字→1億9000万円の赤字(前の期は2億4100万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の1億9200万円の赤字→9600万円の赤字に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　前回公表時点では、長引く新型コロナウイルス感染症の影響によりイベントグッズ関連の売上が回復せず、また、緊急事態宣言解除を見込んだ巣ごもり需要の反動減が2021年８月より見られましたが、同年11月から12月にかけての年末商戦期の出荷量が増加したことや、新規顧客の獲得と稼働が順調に推移したことにより、売上高は前回公表値を上回る見通しとなりました。これに伴い、営業利益、経常利益、当期純利益も前回公表値を上回る見通しとなりました。