*11:54JST 澁澤倉庫---24年3月期は減収なるも期末配当金の増配を発表
澁澤倉庫<9304>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。営業収益が前期比6.5%減の734.17億円、営業利益が同12.7%減の42.71億円、経常利益が同12.9%減の50.91億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%減の37.28億円となった。
物流事業の営業収益は前期比6.7%減の676.65億円、営業利益は同11.6%減の32.75億円となった。海上・航空運賃単価の下落や貨物取扱量の減少により、国際輸送業務、輸出入荷捌業務の取扱いが減少した。飲料や食品の取扱いが好調に推移したことに加えて、新規に取扱いを開始した工場内物流請負業務が寄与したことにより、倉庫業務の取扱いが増加した。横浜市のＲ＆Ｄ施設賃貸の稼働率向上等により、物流施設賃貸業務の取扱いが増加した。
不動産事業の営業収益は前期比3.2%減の60.02億円、営業利益は同8.0%減の29.96億円となった。テナント工事請負業務や一部施設の不動産賃貸収入が減少した。環境負荷低減を目的としたLED照明導入費用等が増加した。既存施設の計画的な保守および改良工事を実施し、現有資産の付加価値向上をはかるとともに、適正料金の収受により、安定的な収益基盤の維持強化に努めた。
2025年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比6.2%増の780.00億円、営業利益が同10.0%増の47.00億円、経常利益が同4.1%増の53.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.0%増の41.00億円を見込んでいる。
また同日、2024年3月期の期末配当金を直近の配当予想から1株当たり5.00円増額し、55.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は100.00円（前期比15.00円増配）となる。
＜SO＞
物流事業の営業収益は前期比6.7%減の676.65億円、営業利益は同11.6%減の32.75億円となった。海上・航空運賃単価の下落や貨物取扱量の減少により、国際輸送業務、輸出入荷捌業務の取扱いが減少した。飲料や食品の取扱いが好調に推移したことに加えて、新規に取扱いを開始した工場内物流請負業務が寄与したことにより、倉庫業務の取扱いが増加した。横浜市のＲ＆Ｄ施設賃貸の稼働率向上等により、物流施設賃貸業務の取扱いが増加した。
不動産事業の営業収益は前期比3.2%減の60.02億円、営業利益は同8.0%減の29.96億円となった。テナント工事請負業務や一部施設の不動産賃貸収入が減少した。環境負荷低減を目的としたLED照明導入費用等が増加した。既存施設の計画的な保守および改良工事を実施し、現有資産の付加価値向上をはかるとともに、適正料金の収受により、安定的な収益基盤の維持強化に努めた。
2025年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比6.2%増の780.00億円、営業利益が同10.0%増の47.00億円、経常利益が同4.1%増の53.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.0%増の41.00億円を見込んでいる。
また同日、2024年3月期の期末配当金を直近の配当予想から1株当たり5.00円増額し、55.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は100.00円（前期比15.00円増配）となる。
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