―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 コリー <4175>
22年1月期の連結経常利益を従来予想の21.7億円→15.3億円(前期は20.7億円)に29.6%下方修正し、一転して26.1%減益見通しとなった。
▲No.2 ナトコ <4627>
21年10月期の連結経常利益は前の期比47.6%増の22.1億円に拡大したが、22年10月期は前期比31.3%減の15.2億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.3 ビジョナリー <9263>
22年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常損益は1.6億円の赤字(前年同期は6.4億円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4175> コリー 東M -15.02 12/15 3Q -14.47
<4627> ナトコ JQ -12.26 12/15 本決算 -31.35
<9263> ビジョナリー JQ -8.61 12/15 上期 赤転
<4431> スマレジ 東M -8.49 12/15 上期 22.32
<7810> クロスフォー JQ -6.79 12/15 1Q 赤縮
<9251> AB&C 東M -5.44 12/15 本決算 48.94
<8927> 明豊エンタ JQ -4.52 12/15 1Q 2.30
<2776> 新都HD JQ -4.41 12/15 3Q 赤拡
<8925> アルデプロ 東2 -1.96 12/15 1Q 黒転
<3195> ジェネパ 東M -1.49 12/15 本決算 -
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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