■シップHD <3360> 2,359円 (+96円、+4.2%)
シップヘルスケアホールディングス <3360> [東証P]が大幅高で4日ぶりに反発。大和証券は2日、同社株の投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」へ引き上げた。目標株価は2300円から2700円に見直した。同社は医療機関への総合コンサルティング・エンジニアリングを展開しているが、21年3月期から22年3月期は大口案件が不在だった。しかし、23年3月期下期以降は50億円以上の大口案件が収益に寄与するとみている。特に、新型コロナウイルス感染拡大時に病床不足が顕在化したことを受け、病床再編に向けた動きが本格化。病床再編を行う病院に対する財政支援も拡充されており、今後3~5年で大口案件は着実に増加すると予想している。
■良品計画 <7453> 1,441円 (+54円、+3.9%)
良品計画 <7453> [東証P]が大幅反発。2日の取引終了後に発表した5月度の国内売上高で、直営既存店売上高とオンラインストアを合わせた売上高が前年同月比12.4%増となり、2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。土日祝日の日数が前年に比べて1日少なかったものの、無印良品メンバー向けの施策として、無印良品週間を5月9日まで実施したことで、衣服・雑貨、生活雑貨、食品ともに前年を上回った。なお、直営全店とオンラインストアを合わせた売上高は同22.1%増だった。
■アダストリア <2685> 2,264円 (+81円、+3.7%)
アダストリア <2685> [東証P]が大幅高で7日続伸し、年初来高値を更新。2日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比31.9%増となり、3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が1日少なかった影響があったものの、ゴールデンウイークの人流の回復によって客数が増加したことや、下旬にかけて気温が上昇したことで、夏物の販売が好調だった。なお、全店売上高は同36.1%増だった。
■昭文社HD <9475> 426円 (+15円、+3.7%)
昭文社ホールディングス <9475> [東証S]が大幅反発。同社は3日、子会社のマップルとヘッドスプリング(東京都品川区)が共同で「EV充電スタンド」の提供を開始すると発表しており、これが材料視されたようだ。これは21年6月に昭文社HDとヘッドスプリングが資本・業務提携を行ったことに基づくもので、自治体や観光施設向けに提供を開始するという。また、マップルが保有する観光情報とマップルとヘッドスプリングが共同で開発した旅行プランニングエンジンを活用し、EV利用者のための観光情報の提供や旅行プランの作成支援サービスの提供なども予定している。
■ユーグレナ <2931> 912円 (+25円、+2.8%)
ユーグレナ <2931> [東証P]が反発。2日の取引終了後、中川物産(名古屋市港区)グループのガソリンスタンドで、次世代バイオディーゼル燃料の一般向け継続販売を開始すると発表しており、これが好材料視された。ユーグレナの次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」は、これまでバスや配送車、消防車などの車両、タグボートやフェリーなどの船舶、商業用ジェット機や双発機などの飛行機に供給。一般向け販売に関しては、昨年4月に期間限定で実施したが、継続販売するのは今回が初の取り組みであり、今後より多くの車両への「サステオ」導入を目指すとしている。
■ライトオン <7445> 761円 (+21円、+2.8%)
ライトオン <7445> [東証P]が上伸、年初来高値を更新。2日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高情報で、既存店売上高が前年同月比27.4%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。3年ぶりの行動制限がない大型連休となったことで、月度初旬の客数が増加したことが寄与した。なお、全社売上高は同23.7%増だった。商品別では、ボトムスではNBジーンズの定番商品とクール素材商品がともに好調だったほか、トップスではPBの清涼素材の「SALASALA」シリーズがTシャツを中心に好調だった。
■識学 <7049> 697円 (+18円、+2.7%)
識学 <7049> [東証G]が3日ぶりに反発。2日の取引終了後、子会社の識学2号ファンドが、ナノマテリアルコートの研究開発・製造・販売を行うハドラスホールディングス(東京都江東区)の第三者割当増資を引き受けたと発表しており、これが好材料視された。ハドラス社は、抗ウイルス・抗菌や防カビ、防汚、防錆、防傷などの機能をさまざまな対象物に付加する新素材「ナノマテリアルコート」の研究開発を行っており、主力の「HardoLass」は既に国内外での販売・導入実績を持っている企業。今回の出資により持ち株比率は約1%となり、投資及び組織力向上のための支援を行うことで、ハドラス社の仕組化された組織運営、効率的な営業・管理体制が実現し、競争優位性を更に強固なものにできるとしている。
■QBNHD <6571> 1,385円 (+35円、+2.6%)
キュービーネットホールディングス <6571> [東証P]が3日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高(速報)で、既存店売上高が前年同月比9.1%増と増収基調が続いたことが好感された。なお、全店売上高は同11.0%増だった。
■INPEX <1605> 1,606円 (+39円、+2.5%)
INPEX <1605> [東証P]が3日ぶりに反発。そのほか、石油資源開発 <1662> [東証P]が高かった。サウジアラビアなど石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成される「OPECプラス」は2日、増産拡大で合意した。7月と8月の増産幅は日量64万8000バレルと6月の43万2000バレルから拡大する。ただ、2日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限は前日1日比1.61ドル高の1バレル=116.87ドルと上昇した。増産の規模は小さく供給不足は解消されない、との見方が強まった。
■東エレク <8035> 59,960円 (+1,400円、+2.4%)
東京エレクトロン <8035> [東証P]が続伸。そのほか、レーザーテック <6920> [東証P]など半導体製造装置関連に買い人気が集まった。2日の米国株市場ではハイテク株が買い戻され、特にエヌビディア
■ワコールHD <3591> 2,123円 (+48円、+2.3%)
ワコールホールディングス <3591> [東証P]が反発。同社は3日午前10時ごろに、3ヵ年の中期経営計画を策定したと発表。最終年度となる25年3月期の連結営業利益目標を165億円(23年3月期予想は65億円)としていることが評価されたようだ。25年3月期の連結売上収益の目標は2200億円(同2050億円)。コア戦略として国内事業は「レジリエントな企業体質への転換」、海外事業では「グローバル成長の加速」を掲げている。
■すかいらーく <3197> 1,593円 (+25円、+1.6%)
すかいらーくホールディングス <3197> [東証P]が反発。2日の取引終了後に発表した5月度のIRレポート(速報値)で、既存店売上高が前年同月比22.0%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客数が同14.9%増、客単価が同6.2%増とともに伸長した。ゴールデンウイーク期間中の売上高は春休み以降のトレンドを上回って推移したほか、26日から再開したプロモーションも奏功しディナー時間帯の客数が回復したことなどが寄与した。なお、全店売上高は同21.3%増だった。
■サカイ引越 <9039> 4,455円 (+50円、+1.1%)
サカイ引越センター <9039> [東証P]が反発。3日午前11時ごろに発表した5月度の月次売上高(速報)が前年同月比5.5%増となり、2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。関東地区が同5.8%増、中国・四国地区が同6.9%増となるなど全地域で増収だった。
※3日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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