ケネオフィス、前期経常を一転12％増益に上方修正、分配金も395円増額

　ケネディクス・オフィス投資法人 <8972> [東証Ｒ] が5月26日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年4月期の経常利益を従来予想の59.8億円→72億円(前の期は64.5億円)に20.5％上方修正し、一転して11.7％増益見通しとなった。

　業績好調に伴い、分配金を従来計画の7250円→7645円(前の期は1→2の株式分割前で14488円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年3月29日「資産の譲渡に関するお知らせ（KDX川崎駅前本町ビル）」に記載のとおり、不動産等売却益が発生したことに加え、修繕費や水道光熱費等、足許の運用状況を考慮した結果、本投資法人が2022年12月14日付「2022年10月期 決算短信（ＲＥＩＴ）」で公表した2023年4月期（第36期）の分配金の予想額において5％以上の差異が生じる見込みとなったため修正を行うものです。なお、収益予想を公表済の2023年10月期（第37期）においても2023年4月20日付「資産（匿名組合出資持分）の譲渡に関するお知らせ」に記載のとおり、有価証券売却益が発生する見込みであることから、１口当たり分配金が7,600円程度となる想定ですが、2023年6月13日付で公表予定の「2023年4月期 決算短信（ＲＥＩＴ）」において、改めてお知らせいたします。