―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月24日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 グロームHD <8938>
22年3月期の連結経常利益は前の期比7.5倍の3.4億円に拡大したが、23年3月期は前期比45.1%減の1.9億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.2 壱番屋 <7630>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比37.8%減の7億円に落ち込み、3-8月期(上期)計画の21.8億円に対する進捗率は32.5%にとどまり、5年平均の48.3%も下回った。
▲No.3 三協フロンテ <9639>
22年3月期の連結経常利益は前の期比27.1%増の101億円に伸びたが、23年3月期は前期比30.7%減の70億円に落ち込む見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8938> グロームHD 東G -16.57 6/27 本決算 -45.09
<7630> 壱番屋 東P -4.52 6/27 1Q -37.79
<9639> 三協フロンテ 東S -2.93 6/27 本決算 -30.70
<3333> あさひ 東P -2.47 6/27 1Q -20.13
<8217> オークワ 東P -1.95 6/27 1Q -68.88
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。
株探ニュース
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