不動産開発事業の売上高は前年同期比10.2%増の366.24億円、セグメント利益は同1.9%減の30.71億円となった。新築物件に加え、中古マンションも積極的に販売した。その結果、新築マンション売上高103.04億円(347戸)、中古マンション売上高228.89億円(927戸)、不動産賃貸収入32.83億円、その他収入1.47億円となった。
なお、不動産開発事業におけるマンション販売は、顧客への物件引渡しをもって売上が計上されるため、物件の竣工や引渡しのタイミングにより四半期ごとの業績に偏重が生じる傾向がある。
不動産管理事業の売上高は前年同期比3.8%増の17.87億円、セグメント利益は同2.0%減の4.21億円となった。同社グループ開発物件の新規管理受託や外部受注等を進め、賃貸管理戸数は17,595戸、建物管理棟数は335棟となった。
建設事業の売上高は前年同期比22.1%減の21.10億円、セグメント利益は同67.4%減の1.16億円となった。完成工事件数の減少により、売上、利益ともに前年を下回って推移した。
旅館事業の売上高は前年同期比24.4%増の6.10億円、セグメント利益は0.05億円(前年同期は0.45億円の損失)となった。観光需要喚起策「県民割支援」等により、客室稼働率は前年同四半期を上回って推移した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高を850億円、営業利益、経常利益を共に75億円、親会社株主に帰属する当期純利益を50億円とする期初計画を据え置いている。
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