ＡＭＧＨＤ、前期経常を44％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ＡＭＧホールディングス <8891> [東証Ｓ] が5月9日後場(13:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の9.8億円→14億円(前の期は9.7億円)に43.8％上方修正し、増益率が0.2％増→44.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.2億円→10.5億円(前年同期は11億円)に68.4％増額し、減益率が43.3％減→4.5％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、2022年３月期の決算について、新型コロナウイルスの感染再拡大、商品や資材の供給不足による工事の遅れ等の不安定な要素を加味し、業績の予想をしてまいりました。　しかしながら、住宅や商業建築の需要が底堅く推移し、商品や資材の供給不足が工事の引渡し等に与える影響も限定的であったこと、また、各連結子会社における販売価格や原価の見直し、経費の抑制等を行ったことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも前回発表予想を上回る見通しとなりました。※上記の予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。