日神ＧＨＤ、今期経常を一転26％減益に下方修正

　日神グループホールディングス <8881> [東証Ｐ] が12月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の51億円→37億円(前期は50.1億円)に27.5％下方修正し、一転して26.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の48億円→34億円(前年同期は41.5億円)に29.2％減額し、一転して18.2％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　業績予想修正の理由　連結業績予想につきまして、売上高は期初の想定を若干下回る見込みです。利益につきましては、建設事業における、原材料費の高騰等による完成工事総利益の悪化に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が、いずれも前回発表予想を下回る見込みです。　　　配当予想について　当社は、株主の皆様に対する利益の還元を会社運営における重要課題の一つとして認識しております。株主重視の方針に加え、今後の事業展開等を勘案し、内部留保にも意を用い、業績に応じた適正配当を行うとともに、長期的な安定配当を維持することを基本方針としており、期末配当につきましては、当初の予想通り1株当たり22円を予定しております。　上記の業績予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づいて算出したものであり、実際の業績は今後の状況の変化等様々な要因により異なる可能性があります。