<3861> 王子ホールディングス
四季報より 業種:パルプ・紙。
【特色】1873年創立。製紙国内首位、段ボール、パルプ、感熱紙のアジア、南米展開など海外先行
【主砲復帰】国内は新聞、印刷用紙が停滞。段ボールは国内、海外ともコロナ影響薄まり数量増も、新規設備償却など足かせで回復緩慢。機能材は原料価格重い。が、期初から海外パルプ販売が市況高で急速上昇、営業益一気に引き上げ大幅反発。最高純益。
【主戦場】新工場など純粋設備投資は海外8割。ブラジル・パルプ会社擁する日伯紙パルプを完全子会社化、非支配株主控除圧縮。
2021年8月3日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+41.5%の1200.00億円、経常利益+44.5%の1200.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年11月9日の392円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年1月11日に796円の高値をつけ、もみあって2018年6月22日の647円、8月1日の660円の2点底から10月9日に861円の高値をつけました。ここをピークに12月25日に542円まで下げて2019年4月3日に726円まで反発し、下降トレンド(B)へ転換しました。この中で8月15日に467円まで下げて、11月12日に653円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月13日の401円で底打ちとなりました。その後3月30日に597円まで自律反発するものの再下落となって、8月3日の435円、10月30日の436円とダブル底となって、上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、2021年3月26日に767円まで上昇し、4月22日に688円まで押し目を入れ、5月13日に769円と年初来高値を更新し、ダブル天井の型となって大幅下落となり、8月27日に564円まで下げて反発となっています。
<4004> 昭和電工
四季報より 業種:化学。
【特色】電炉用黒鉛電極首位。石油化学、ハードディスク外販、電子材料用ガス、アルミなど事業幅広い
【上振れ】買収の旧日立化成通期寄与(売上3200億円、営業益100億円乗る)。石化がプラ需要堅調、採算改善も想定超。化学品は半導体材料ガス需要旺盛。黒鉛電極も数量回復。前号より営業黒字化幅拡大。会社計画は下期慎重視。環境対策費等特損。
【人員削減】旧日立化成は特別退職金約27億円で早期退職を実施。廃プラの熱分解で製造したアンモニアを脱炭素需要で訴求。
2021年8月10日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+537.0%の850.00億円、経常利益+286.5%の820.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年4月4日の4365円を高値とする下降トレンド(A)の中で、8月26日に2526円まで下げて、11月13日に3320円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ大幅下落となって、2020年3月17日に1603円まで下げて底打ちとなりました。ここから3月27日に2364円まで自律反発したあともみあって、6月9日に2722円まで上昇し、ここから再下落となって11月5日の1732円で2番底をつけました。この2番底からの上昇トレンド(B)の中で、2021年5月10日の3730円、6月7日の3685円と2点天井つけて7月21日に2992円まで下げ、いったん8月13日に3380円まで反発するも、日経平均の急落につれ安し、8月24日の2414円まで下げ、もみあって反発しかかっています。
<6472> NTN
四季報より 業種:機械。
【特色】ベアリング大手3社の一角。等速ジョイントは世界シェア2位、ハブベアリングは世界トップ
【黒字転換】柱の自動車向け軸受けは、半導体不足による自動車減産が逆風も前期コロナ禍からの回復進む。産機向けも建機や農機、風力発電中心に上向く。好採算の補修が増加。人件費増や鋼材価格、物流費高騰響くが営業黒字復帰。特損減、無配続く。
【風 力】脱炭素化機運で需要増の風力発電用軸受け拡販。高効率等速ジョイントは小型・軽量訴求しSUVやEVで採用進む。
2021年7月30日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+578.0%の150.00億円、経常利益+274.2%の100.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年7月8日の243円を安値とする戻り天井で、2017年3月21日の604円、2018年1月9日の594円と2点天井をつけ、下降トレンド(A)を形成。この中で2019年8月13日に259円の安値をつけて、11月11日に372円まで反発し、もみあって12月13日の369円の高値から、コロナ相場に巻き込まれて急落となって2020年4月6日に162円で底打ちとなりました。ここから下値をゆるやかに切り上げる上昇トレンド(B)となっており、6月8日に266円まで上昇後、8月3日の176円、10月29日の191円と2点底をつけて、上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、2021年3月23日に354円と年初来高値を更新したあとの調整で8月20日に239円まで下げて176円から354円までの上昇幅の2/3押し(236円)水準まで下げてもみあっています。
<4182> 三菱瓦斯化学
四季報より 業種:化学。
【特色】キシレン系芳香族や機能化学品を生産。海外でメタノール合弁。三菱ケミカル系企業とは距離
【連続増益】メタノールが市況大幅改善で拡大。MXDAも工業用等が前半に需要反動増となり上向く。半導体向け薬液や電子材料は数量増で償却費や研究開発など販管費の増加こなす。連続営業増益。持分益増。
【整理着手】売上構成比6%の不採算事業は撤退含む見直し着手、23年度に3%へ縮小図る。総還元性向40%メドの目標明示、安定配当と自己株取得等の組み合わせ軸。
2021年8月6日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+12.3%の500.00億円、経常利益+21.4%の610.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2018年1月5日の3555円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年8月26日に1181円の安値をつけて反発し、12月13日に1741円まで上昇し、ここでもみあって2020年2月6日の1876円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となって3月23日の1051円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)へ転換し、この中で2021年3月29日に2858円と年初来高値更新となり、ここを当面のピークに調整入りとなり、8月27日に1973円まで下げて、1051円から2858円までの上昇幅の1/2押し(1955円)水準まで下げて大きく反発しているところです。
<8835> 太平洋興発
四季報より 業種:卸売業。
【特色】太平洋炭礦が発祥。輸入炭販売が主力。不動産賃貸・販売も。バイオマス燃料販売に進出
【反 落】輸入炭販売は価格上昇で利ザヤ拡大、船舶輸送コスト(用船料)削減も寄与。不動産はマンション修繕事業が回復。が、建設事業の不振続く。前期好調の肥料が原材料価格の上昇で悪化。コロナ禍で飲食、タクシーの回復は大幅遅れ、営業益反落。
【中 断】グループ内の事業再編はコロナ影響で中断。新事業のバイオマス燃料販売で実績、今期から販売強化へと舵切る。
2021年8月11日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-6.7%の7.00億円、経常利益-15.9%の4.50億円と減収・減益の見通し。
2013年4月25日の1560円(併合前156円)、2014年2月28日の1410円(併合前141円)を2点天井にして、下降トレンド(A)に転換しました。この中で2016年2月12日に680円(併合前68円)まで下げて反発し、12月8日に1250円(併合前125円)まで上昇して戻り高値となり、1000円をはさんでもみあったあと、2018年9月26日の1043円を高値に再下落となりました。その後、12月25日の684円、2019年5月24日の670円と2点底をつけて反発し、11月5日に852円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ2020年3月13日に565円まで急落して、3月27日に718円まで自律反発し、再下落となって4月6日の547円で底打ちとなりました。ここから下値をゆるやかに切り上げる上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2021年3月18日に821円と年初来高値を更新して調整入りし、7月20日に626円まで下げてもみあい反発しかかっています。
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