東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、その他製品、機械、情報通信、電気機器など22業種が上昇。一方、石油石炭、鉱業、海運、保険など11業種が下落した、指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、フジクラ<5803>が堅調だった半面、TDK<6762>、ニトリHD<9843>、東京海上<8766>、伊藤忠<8001>が軟化した。
前日の米国市場は、トランプ大統領が就任初日の関税引き上げ発動を見送ったことでリスクオンの動きが強まり、主要3株価指数がそろって上伸し、東京市場にもリスク選好ムードが波及した。また、ソフトバンクGなどによる巨額な対米AI投資を受け、テック株などにも値を上げる銘柄が増え、日経平均の上げ幅は一時660円を超えた。また、トランプ大統領が中国からの輸入品に対して10%の関税をかけることを検討していると発言したが、これによる市場への反応は限られていた。
日経平均はテクニカル面で心理的な抵抗線を突破してきたことで、目先は節目の4万円を目指す動きになるとの見方が多く、先高期待が高まってきている。ただ、明日からの日銀金融政策決定会合の結果や今後本格化する国内主要企業の決算を確認してからでも遅くはないと慎重に見ている投資家も少なくないだろう。積極的な上値追いは手控えられると考えられるが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
<CS>
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