「NISA関連」が26位にランク、来年1月新制度始動で資金流入に期待<注目テーマ>
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1 半導体
2 円高メリット
3 半導体製造装置
4 親子上場
5 生成AI
6 人工知能
7 TOPIXコア30
8 2023年のIPO
9 インド関連
10 JPX日経400
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「NISA関連」が26位となっている。
来年1月から始まる新NISAでは、これまでの一般NISAが「成長投資枠」、つみたてNISAが「つみたて投資枠」となり、併用が可能になる。併用の場合、年間投資枠は360万円(非課税保有限度額は1800万円)で、一般NISAで5年、つみたてNISAで20年だった非課税運用期間は無期限となる。
新NISAの開始を前に、ネット証券での口座の開設ペースが加速しているとも伝わっている。SBIホールディングス<8473.T>、楽天グループ<4755.T>、マネックスグループ<8698.T>傘下の証券会社や松井証券<8628.T>、auカブコム証券、PayPay証券など、証券各社の営業戦略に注目が集まりつつある。
更に、株式市場では資産運用関連の事業を展開する銘柄群に対し、思惑的に物色する傾向がみられており、28日にはIFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)関連の事業を展開するアイ・パートナーズフィナンシャル<7345.T>と、生成AI技術を活用した新NISA向け投資提案アプリを来年1月から金融機関向けに提供を開始すると21日に発表したキャピタル・アセット・プランニング<3965.T>、資産運用支援サイトを運営するZUU<4387.T>がストップ高の水準に買われた。ただし29日の朝方は3社とも目先の利益を確定する目的の売りに押される展開となっている。
もっとも日本国内での資産運用サービスの拡大自体は、金融機関向けシステムを提供するFinatextホールディングス<4419.T>の事業に追い風となるとみられているほか、NTTデータグループ<9613.T>の子会社で資産運用・融資システムサービスを手掛けるエックスネット<4762.T>にも恩恵享受の期待が膨らんでいる。金融市場の活性化そのものは日本取引所グループ<8697.T>の収益に好影響をもたらす。関連各社の業況の変化に対する投資家の関心が一段と高まりそうだ。
出所:MINKABU PRESS
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