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2024/10/12 - イオンFS(8570) の関連ニュース。■今週の相場ポイント 1.日経平均は2週ぶり反発、3万9000円再び回復 2.前週末の米雇用統計は好調、NYダウ最高値 3.日本株も大幅高、米金利高に伴う円安も追い風 4.ドル円は1ドル149円台へ、輸出株への買い続く 5.ファストリ好決算で急伸、全体相場押し上げる■週間 市場概況 今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比970円(2.5%)高の3万9605円と、2週ぶりに上昇した。

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今週の【早わかり株式市況】反発、米株高と円安追い風に3万9000円台回復

配信元:株探
投稿:2024/10/12 06:40

■今週の相場ポイント
 1.日経平均は2週ぶり反発、3万9000円再び回復
 2.前週末の米雇用統計は好調、NYダウ最高値
 3.日本株も大幅高、米金利高に伴う円安も追い風
 4.ドル円は1ドル149円台へ、輸出株への買い続く
 5.ファストリ好決算で急伸、全体相場押し上げる

■週間 市場概況
 今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比970円(2.5%)高の3万9605円と、2週ぶりに上昇した。

 今週は総じて堅調な地合いだった。強い経済指標を受けて米長期金利が上昇し、これを受けて外国為替市場ではドル高・円安が進行。半導体関連を中心に日本株の追い風となった。週末金曜は3連休を前に買い手控え感が出つつも、しっかりした値動きを維持した。

 週明け7日(月)の東京株式市場は大幅高。日経平均は3万9000円台に再び乗せた。前週末に発表された米9月雇用統計が市場予想を大きく上回る好調な内容で、これを好感して欧米株市場がほぼ全面高商状に買われ、米国ではNYダウが最高値を更新した。米長期金利の急上昇を背景に為替市場では円安が進んだ。これを受け、東京市場では輸出株を中心に主力銘柄が幅広く買われた。8日(火)は反落。米金利上昇を巡り、前日の米株市場では一転して株式の割高感を意識する流れとなり、NYダウなど主要株価指数が揃って下落。東京市場もこの流れを引き継いだ。9日(水)は反発。米金利上昇を背景とした円安が続くなか、半導体関連株などが買われ全体相場は上昇に転じた。この日には衆議院が解散され、事実上の選挙戦が始まった(15日公示・27日投開票)。10日(木)も上昇。円安傾向が一段と強まり、ドル円相場は1ドル=149円台半ばまで進行。これが引き続き好感され、半導体関連など輸出株を中心に買い優勢の展開となった。11日(金)も上昇基調が継続。これで日経平均は3日続伸となった。前日に好決算を発表したファーストリテイリング <9983> [東証P]が急伸し、日経平均寄与度の高い同社株の上昇で全体が押し上げられた。主力の半導体関連株や銀行株も高かった。翌日からの3連休を前に様子見ムードが漂い、後場は高値圏での一進一退が続いた。

■来週のポイント
 来週は米利下げ見通しと米半導体企業の決算発表に注目したい。11月のFOMCで利下げが見送られる見通しが強まれば為替の円安が今以上に進行する可能性もある。更に米半導体企業の決算が良ければ、日本市場は「円安と米半導体株高に追随」という今週のパターンの再来が期待できそうだ。

 重要イベントとしては、国内では15日に発表される16日朝に発表される8月機械受注、17日朝に発表される9月貿易統計、18日朝に発表される9月全国消費者物価指数が注目される。海外では14日に発表される中国9月貿易収支、17日に発表される米国9月小売売上高、18日に発表される米国9月住宅着工件数、中国9月の鉱工業生産指数と小売売上高、中国7-9月期GDP、中国1-9月固定資産投資に注視が必要だろう。

■日々の動き(10月7日~10月11日)

【↑】  10月 7日(月)―― 3日続伸、円安追い風に3万9000円台を回復
 日経平均 39332.74( +697.12)  売買高19億1272万株 売買代金 4兆4765億円

【↓】  10月 8日(火)―― 大幅反落、米株安と円高でリスク回避の売り優勢
 日経平均 38937.54( -395.20)  売買高17億9372万株 売買代金 3兆9410億円

【↑】  10月 9日(水)―― 大幅反発、半導体関連などを中心に買い優勢
 日経平均 39277.96( +340.42)  売買高15億8338万株 売買代金 3兆6430億円

【↑】  10月10日(木)―― 続伸、米株高・円安も買い一巡後は伸び悩む
 日経平均 39380.89( +102.93)  売買高15億0675万株 売買代金 3兆5288億円

【↑】  10月11日(金)―― 3日続伸、ファストリ大幅高が全体相場をけん引
 日経平均 39605.80( +224.91)  売買高15億7950万株 売買代金 3兆7755億円

■セクター・トレンド
 (1)全33業種中、19業種が値下がり
 (2)値下がり率トップはSUMCO <3436> など金属製品
 (3)資源株はまちまち。INPEX <1605> など鉱業、三菱商 <8058> など大手商社は値下がり率上位に売られたが、
   フジクラ <5803> など非鉄は買われた
 (4)内需株もまちまち。リクルート <6098> などサービス、ファストリ <9983> など小売が高く、住友林 <1911> など建設、霞ヶ関C <3498> など不動産が安い
 (5)輸出株はHOYA <7741> など精密が値上がり率トップに買われ、アドテスト <6857> など電機も堅調だが、
   日産自 <7201> など自動車やディスコ <6146> など機械は軟調
 (6)金融株もまちまち。三菱UFJ <8306> など銀行が大幅高だがイオンFS <8570> などその他金融は売られた

■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
 1(1) 防災
 2(5) 中国
 3(2) 防衛
 4(4) 半導体
 5(10) 人工知能
 ※カッコは前週の順位

株探ニュース
配信元: 株探

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