アイフルが高い、長期金利０．４％割れが追い風材料に

　アイフル<8515.T>が高い。株価はここ調整色をみせていたが、きょうは押し目買いに６日ぶり反発となった。１１月４日に日銀のサプライズ緩和を材料に急伸したものの、その時につけた戻り高値５２８円が目先の天井で結果的にアダ花となっている。ただ、時価は売り圧力も軽減されており、リバウンド狙いの買いが優勢となってきた。長期金利（１０年物国債利回り）が足もと０．４％台を割り込むなど低下基調にあり、低金利環境での調達コスト低下が収益面でプラス材料として意識されている。また、ファンダメンタルズ面でも新規成約件数が順調に伸び、経営再建が進捗、１５年３月期通期の連結最終利益予想は従来予想の１２４億６９００万円から１４１億６２００万円（前期比５３．５％減）に増額しており、これも押し目買いの根拠となっている。

アイフルの株価は１２時３９分現在４１９円（△８円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）