【買い】㈱みずほフィナンシャルグループ（8411）米大手金融が高値圏、出遅れ感からメガバンクに買い集まる= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【買い】㈱みずほフィナンシャルグループ（8411）

三大メガバンクの一角を占める。

■注目理由
7月29日に決算を発表。
平成29年3月期第1四半期（4-6月）の業績は前年同期比で売上高△2.1％、経常利益△27.2％となっており、やや苦戦しているようだ。

一方で、チャートを見ると株価は18日以降上昇が継続。
日銀によるマイナス金利の深掘り懸念がひと頃より後退していることで見直し機運が台頭しており、みずほフィナンシャルグループをはじめ三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが買われているもよう。
また市場では、「足もと東京市場に海外マネー流入が観測されている。そのなか、米国ではゴールドマン・サックスやＪＰモルガンなどの大手金融株が年初来の高値圏で強調展開をみせており、相対的な出遅れ感からメガバンクは買い対象となりやすい」（準大手証券ストラテジスト）という指摘がされており、こうした事情も背景に買いが集中していると見られる。
（出典：2016年10月25日　Kabutanニュース）
株価が75日移動平均を下値支持線とし、25日移動平均をを上回る上昇を続けていることから、目先は上昇相場が続くと期待できるだろう。
10月24日終値時点でPERは7.09倍、PBRは0.53倍となっており、過去の株価および業種平均と比べて割安感がある。
また、配当利回りも4.41％と日本株平均と比べても高く、割安感があると言えるだろう。
11月の投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。