大引けの日経平均は前日比505.68円高の26476.50円となった。東証1部の売買高は13億
3899万株、売買代金は3兆1752億円だった。業種別では、海運業、電気機器、空運業が上昇率上位だった。一方、鉱業、保険業、銀行業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は36%となった。
個別では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>といった値がさ株や、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>といった海運株の堅調ぶりが目立った。しまむら<8227>は2月既存店売上の増収を受けた買いが優勢で、期末配当が前期比増となったエムスリー<2413>、配当方針の変更と増配を発表した日本CMK<
6958>は大きく上昇。新型コロナウイルス感染者数のピークアウトが意識され、エアトリ<6191>なども急伸した。また、フロンティアM<7038>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といった金融株が軟調で、任天堂<7974>は小安い。INPEX<1605>はNY原油先物相場の伸び悩みを受けて6%の下落。また、地政学リスクの高まりとともに買われていた防衛関連の石川製<6208>や豊和工<6203>が急反落し、東証1部下落率上位に顔を出した。
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