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2020/12/26 - イオン(8267) の関連ニュース。■今週の相場ポイント 1.日経平均は2週ぶりに下落、英国での新型コロナ変異種の感染拡大を警戒 2.ワクチン普及期待が相場支えるが、2万6000円台後半は売り圧力強い 3.週前半は欧州株急落の影響受けリスク回避売りも、その後は切り返す展開 4.米ファイザーがワクチン追加供給で米政府と合意したことはプラス材料に 5.週末は海外投資家の参戦なく超閑散のなか狭いゾーンでのもみ合いに終始■週間 市場概況 今週の東京株式市場は

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今週の【早わかり株式市況】小反落、ワクチン普及期待もコロナ変異種の感染拡大警戒

配信元:株探
投稿:2020/12/26 06:40

■今週の相場ポイント
 1.日経平均は2週ぶりに下落、英国での新型コロナ変異種の感染拡大を警戒
 2.ワクチン普及期待が相場支えるが、2万6000円台後半は売り圧力強い
 3.週前半は欧州株急落の影響受けリスク回避売りも、その後は切り返す展開
 4.米ファイザーがワクチン追加供給で米政府と合意したことはプラス材料に
 5.週末は海外投資家の参戦なく超閑散のなか狭いゾーンでのもみ合いに終始

■週間 市場概況
 今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比106円安(0.40%)安の2万6656円と2週ぶりに下落した。

 今週の東京市場は、新型コロナウイルスが世界的に感染拡大が続くなかで接種が始まったワクチンの普及期待から日経平均の2万7000円台乗せが期待されたが、英国で変異種の感染が広がっていることが新たな懸念材料となった。国内で新規感染者が過去最高を更新し続けていることもあって引き続き上値の重い展開となった。2万6000円台後半で売り物に押される展開を余儀なくされた。

 21日(月)は英国で新型コロナ変異種による感染が拡大しており、イタリアなど欧州でも変異種の感染が確認されたことがマーケット心理を冷やし、日経平均は小幅ながら続落。そして22日(火)は前日の欧州株全面安でリスクオフムードが強まり、国内の新規感染者数の増加にも歯止めがかからないことで日経平均は一時300円を超える下げをみせる場面があった。23日(水)は前日の欧州株がリバウンドに転じ、米国株市場ではナスダック総合指数が最高値に買われたこともあって、押し目買いが優勢に。ただ、上値も重く日経平均の上げ幅は限定的だった。24日(木)はワクチン普及期待に加え、英国とEUの貿易交渉が進展したことが市場のセンチメントを強気に傾け、続伸。米製薬大手ファイザーが新型コロナワクチンを米政府に追加供給することで合意したと伝わったこともポジティブ材料視され、上昇幅は一時240円近くに達した。25日(金)はクリスマス休暇で海外投資家の参戦が見込めず、売買代金は1兆2000億円台と超閑散商状のなか、日経平均は狭いゾーンでのもみ合いに終始した。結局、終値は11円安とわずかに反落して今週の取引を終えた。

■来週のポイント
 来週は海外で休場となる市場が多く市場参加者が少ないうえ、東京市場は30日に大納会を迎える3日営業日だけの取引で材料にも乏しいことから、引き続き方向感に欠ける展開になりそうだ。

 重要イベントとしては、国内では28日朝に発表される11月鉱工業生産が注目される。海外では31日に発表される中国12月製造業PMIに注視が必要だろう。

■日々の動き(12月20日~12月25日)

【↓】  12月21日(月)―― 続落、朝高もコロナの変異種確認で買い続かず
 日経平均 26714.42(  -48.97)  売買高10億4210万株 売買代金 2兆0153億円

【↓】  12月22日(火)―― 3日続落、新型コロナ感染拡大への警戒で売り優勢
 日経平均 26436.39( -278.03)  売買高10億7265万株 売買代金 2兆0319億円

【↑】  12月23日(水)―― 4日ぶり反発、ワクチン普及期待から買いが優勢
 日経平均 26524.79(  +88.40)  売買高 9億9101万株 売買代金 1兆8106億円

【↑】  12月24日(木)―― 続伸、薄商いのなか景気敏感株が買われる
 日経平均 26668.35( +143.56)  売買高 8億7840万株 売買代金 1兆6122億円

【↓】  12月25日(金)―― 3日ぶり反落、市場参加者少なく方向感に乏しい展開
 日経平均 26656.61(  -11.74)  売買高 6億9480万株 売買代金 1兆2547億円

■セクター・トレンド
 (1)全33業種中、22業種が下落
 (2)ソフトバンクG <9984> など情報・通信が値下がり率トップ
 (3)輸出株は日産自 <7201> などど自動車、日立 <6501> など電機は安いが
   島津 <7701> など精密機器は高い
 (4)内需株は三井不 <8801> など不動産、楽天 <4755> などサービスが下落も
   キッコマン <2801> など食品、イオン <8267> など小売りは上昇
 (5)大和 <8601> など証券、オリックス <8591> などその他金融といった金融株はさえない
 (6)住友電 <5802> など非鉄、郵船 <9101> など海運といった景気敏感株の一角は堅調
 (7)三菱倉 <9301> など倉庫・運輸が値上がり率トップ

■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)
 1(1) 水素
 2(3) 全固体電池 ── FDKが生産開始で注目度高まる
 3(8) 2020年のIPO
 4(2) 電気自動車(EV) ─ EVの課題解決に秘策あり!モビリティ最前線を走る「ワイヤレス給電」関連株
 5(5) デジタルトランスフォーメーション(DX) ─ 高度なIT人材に焦点
  ※カッコは前週の順位

株探ニュース
配信元: 株探

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