しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1億9200万円→8900万円(前期は1億3200万円)に53.6%下方修正し、一転して32.6%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益は前年同期比67.0%減の3100万円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である12-2月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比38.5%減の6700万円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.8%→5.0%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年8月期第2四半期累計期間の業績予想は、ヤマダデンキが旗艦店藤沢店へ出店した昨年6月の全館オープンによる利益の積み上げに対し、昨年9月より改装工事のため一時閉鎖した横須賀店地下1階の売上減少を見込んでおりましたが、横須賀店における入店客数が当初の想定以上に伸び悩んだことにより、通期の業績予想を下方修正することといたしました。(売上高に関しましては当初の予想よりも増額となっておりますが、これは当初手数料収入として見込んでいた金地金の買取額を総額売上としたことにより、当初の予想を上回っております。)しかしながら、営業利益においては対前年比で45%の増益となっており、前会計年度で9期ぶりの黒字を達成した勢いは維持できております。通期の業績予想においても、第2四半期累計期間の影響を織り込んだことに加え、今秋の食品スーパー「ライフ」出店に向けた改装工事に伴う藤沢店地下1階の一時閉鎖による売上減少を見込んだ結果、上記の予想値といたしましたが、通期連結業績といたしましては対前年比で親会社株主に帰属する当期純利益50百万円の増益を予想しております。なお、横須賀店地下1階に食品スーパー「ヨークフーズ」がオープンした3月20日以降、入店客数とともに、既存売場の売上増加にも繋がっており、百貨店ゾーンとの相乗効果が得られております。また、藤沢店地下1階においても「ライフ」出店予定である今秋以降は、横須賀店と同様の効果を見込んでおります。このように、ヤマダデンキの藤沢店出店から始まった業容拡大は順調に推移しており、今後も更なる利益拡大を図るべく、新たなお客様層に喜んでいただける売場作りを推し進めてまいります。加えて親会社である株式会社AFC-HDアムスライフサイエンスとのグループシナジーを活かした事業への投資なども積極的に行い、黒字の常態化に努めてまいります。
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