青山商が３日ぶり反発、４５万株を上限とする自社株買いを発表

　青山商事＜8219.T＞が３日ぶり反発。７日の取引終了後、４５万株（発行済み株式総数０．８１％）または１５億円を上限とする自社株買いを発表したことが好感されている。株主還元のさらなる強化の一環として実施する。取得期間は２月１４日から３月２４日まで。

　同時に、１７年３月期第３四半期累計（１６年４～１２月）の連結決算を発表。売上高は１７１８億２３００万円（前年同期比７．５％増）、営業利益は８１億３８００万円（同１１．０％減）、最終利益は５２億１４００万円（同０．８％減）だった。

　カード事業や雑貨販売事業は好調に推移したものの、ビジネスウエア事業で「洋服の青山」など２３店舗を新規出店したことにより初期費用がかさんだ。また、カジュアル事業では「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」を６店舗出店したが、天候不順の影響などを受けて苦戦した。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高２５５０億円（前期比６．２％増）、営業利益２２０億円（同３．１％増）、最終利益１１５億円（同３．１％減）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）