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2020/12/04 - MrMax(8203) の関連ニュース。 <4005> 住友化学 四季報によると、飼料添加物は市況底打ち、農薬は北米出荷量回復で上向く。が、コロナで上期需要縮み自動車向け合成樹脂や合成ゴム大幅減。欧州創薬ベンチャー関連は研究開発費大幅増で500億円の減益要因に。営業益縮み、税費用平常化でも純益減。飼料添加物は伊藤忠との提携生かし、アフリカなど未開拓地域の拡販目指す。農薬は南米やインド開拓で成長狙う。化学:石油化学、エネルギー・機能材料、情報電子化学、健康・農業関連、医薬品、他。2020年10月30日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-23.6%の1050.

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2020/12/04 17:54

<4005> 住友化学

 四季報によると、飼料添加物は市況底打ち、農薬は北米出荷量回復で上向く。が、コロナで上期需要縮み自動車向け合成樹脂や合成ゴム大幅減。欧州創薬ベンチャー関連は研究開発費大幅増で500億円の減益要因に。営業益縮み、税費用平常化でも純益減。飼料添加物は伊藤忠との提携生かし、アフリカなど未開拓地域の拡販目指す。農薬は南米やインド開拓で成長狙う。化学:石油化学、エネルギー・機能材料、情報電子化学、健康・農業関連、医薬品、他。

2020年10月30日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-23.6%の1050.00億円、経常利益は発表なし。

2015年12月2日の742円を高値にして、2016年2月12日の441円まで大幅下落し、少し反発してもみあったあと再下落となり、7月8日の396円、8月4日の399円とダブル底をつけて、上昇トレンド(A)を形成しました。この上昇トレンド(A)の中で、2017年1月9日の882円まで大幅上昇して高値をつけ、ここをピークに急落となって3月26日の574円まで下げました。ここからの戻りで2018年6月7日の680円、8月1日の674円、10月2日の684円と三尊天井となって下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2019年12月13日の518円を高値にコロナ相場に巻き込まれ、今年の2月の急落局面に連動し、3月17日に267円まで下げて底打ちとなりました。ここからゆるやかな上向きの末広がりの上昇(C)となっています。この中で10月29日の335円を安値に反発しているところです。
 

 

<2924> イフジ産業

 四季報によると、巣ごもり需要で即席麺向けなど調味料が盛り返す。液卵は冷食向けが伸長。が、外出自粛で製菓や外食向けが大幅減退。製パン向けも落ち込む。出足は販売重量減が前期比6%超で推移。生産工程見直しや販管費削減を進めるが、営業益反落。関西工場等で液卵の充填設備などに投資し効率化推進。乳糖不耐症向けに卵白プロテインの販売をEC中心に強化。食料品:鶏卵関連、調味料関連、他。

2020年11月10日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+11.6%の10.36億円、経常利益+11.1%の10.57億円と7期連続の増収・増益の見通し。

2011年3月15日の321円を安値に反発し、もみあって2012年4月12日の425円を安値に急角度の上昇トレンド(A)を形成し、この中で2013年5月22日に1069円の高値をつけました。ここをピークに急落となって6月26日に478円まで下落し、ここから長期の三角保ち合い(B)を形成しました。この三角保ち合い(B)が煮詰まってきたところで、今年(2020年)の3月13日の630円を安値に、三角保ち合い(B)を上放れし、9月18日の1010円の高値をつけ、2017年4月4日の975円を更新しました。ここを当面のピークにして11月17日の793円まで下落し、反発しかかっています。
 

 

<8203> MrMaxHD

 四季報によると、店舗純増ゼロ(前期同ゼロ)。期初の外出自粛による加工食品、日配品に加え、巣ごもり消費で家電や収納品販売増。既存店売上想定以上。採算よい定番商品も伸び貢献。下期鈍化でも営業増益幅拡大。中国でEC展開狙い、上海に合弁子会社を8月設立、キッチン回りPB品主体に始動し3年後売上10億円目指す。国内は居抜き活用し、毎期新店1~2計画。小売業:食品、HBC、家電、ライフスタイル、ホームリビング、アパレル、他。

2020年10月15日発表。2021年2月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+97.6%の48.41億円、経常利益+109.7%の46.94億円の増収・増益の見通し。

2016年2月12日の252円、6月24日の260円を2点底にして上昇トレンド(A)を形成。この中で2017年12月26日の935円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)を形成し、この中で2018年12月25日に412円の安値をつけました。ここから2019年1月29日の520円まで反発し、三角保ち合い(C)となりました。この三角保ち合いの中で、11月12日の507円の高値をつけたところでコロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落相場で三角保ち合いを下放れし、3月13日に262円で底打ちとなりました。この底打ちからの急反発で9月28日に1019円まで上昇し、ここでいったんピークとなって10月19日に729円まで押し目を入れ再上昇となっています。
 

 

<4534> 持田製薬

 四季報によると、薬価改定で抗うつ剤など減少続くが潰瘍性大腸炎、慢性便秘など消化器系新薬が伸び盛り。腎性貧血薬など後発薬、骨粗鬆症バイオ後続品も順調。新規の痛風治療剤も加わる。研究開発費増重く減益。生体組織修復材として開発中のアルギン酸ナトリウム使い島根大学と関節疾患治療用の再生医療開発に着手。子宮内膜症薬の低用量製剤で月経困難症適応。医薬品:医薬品関連、ヘルスケア。

2020年11月2日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-11.4%の78.00億円、経常利益-10.4%の82.00億円の3期連続の減収・減益の見通し。

2018年3月26日の3510円(分割前7020円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2019年3月7日の6110円(分割前12220円)、4月2日の6000円と2点天井をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2019年8月29日の3945円、10月4日の3940円とダブル底をつけて、12月18日に4645円まで反発したところでコロナ相場に巻き込まれ、今年の2月の急落相場につれ安し、3月13日の3080円まで下げて底打ちとなりました。ここから急反発し3月30日の4590円まで上昇し、4月3日に3740円まで押し目を入れたあと、3775円を下値ラインとする4590円からの上値切り下げの右肩下がりの直角三角形となりました。この煮詰まったところで8月7日の3790円を安値に上放れとなり、9月28日に4370円まで上昇し、10月30日の3770円まで押し目を入れ、11月24日に4230円まで戻して再度の押し目となっています。

3740円を切った場合は、3月13日の3080円を1番底とする2番底を待ち伏せ買いとする。3200~3500円が待ち伏せゾーンで利食いポイントは3800~4200円ぐらいとします。大きく下げるほど倍率信用0.3倍ですのでリバウンド(買戻し)が大きくなります。
 

 

<6938> 双信電機

 四季報によると、コロナ影響での自動車販売の落ち込みで車載向け厚膜印刷基板が減少。ただ半導体メーカーの設備投資回復を受けノイズフィルターは増加。積層誘電体フィルターも無線LAN新規格Wi‐Fi6や5G基地局向けで拡大。通期では営業黒字化。テレワークで需要拡大の高速通信可能なPC用Wi‐Fi6向け製品の量産を本格化。5G基地局向けも拡販。電気機器:パワーエレクトロニクス、情報通信など。

2020年10月30日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+122.8%の1.00億円、経常利益+104.6%の0.20億円の増収・増益の見通し。

2016年2月18日の249円で底打ちし、2017年4月17日の274円の安値から急角度の上昇トレンド(A)となりました。この中で10月25日の1267円の高値をつけ(半年で4.6倍)、ここをピークに急角度の下降トレンド(B)へ転換し、お里帰り(元の安い株価)となって2018年12月25日の269円まで下落しました。ここからの自律反発で2019年の3月6日に689円の戻り高値をつけ、ややゆるやかな下降トレンド(C)を形成しています。この下降トレンド(C)の中で、今年の3月13日にコロナ暴落で236円まで下げ、柴田罫線では終値で2016年2月12日の250円と3月13日の250円は中期のダブル底となっています。 その後、2019年3月6日の689円からの下降トレンド(C)の中で、今年の3月13日の236円で底打ちとなり、5月19日の430円まで反発し、6月15日の355円を安値に小さな三角保ち合いといなり、この煮詰まったところで8月3日に終値380円で買い推奨をし(第1買いゾーンの370円まで下げず)、もみあって8月28日の380円から10月15日の495円まで上昇しました。その後、10月30日に380円まで押し目を入れ11月30日に525円まで上げて再び押し目となっています。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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