決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … チムスピ、ＡＤプラズマ、ブロッコリー (4月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月9日から10日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　セリオ <6567>
　20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比54.5％増の6800万円に拡大し、通期計画の8100万円に対する進捗率は84.0％に達し、さらに前年同期の66.7％も上回った。

★No.2　ブロッコリー <2706>
　20年2月期の経常利益(非連結)は前の期比15.7％減の7億0300万円になったが、21年2月期は前期比32.3％増の9億3000万円に拡大する見通しとなった。

★No.3　ジュンテン <9835>
　20年2月期の経常損益(非連結)は2億5000万円の黒字(前の期は3200万円の赤字)に浮上し、21年2月期の同利益は前期比40.0％増の3億5000万円に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6567> セリオ 　　　　東Ｍ 　 +14.95 　　4/10　　　3Q　　　 54.55
<2706> ブロッコリー 　ＪＱ 　 +11.30 　　4/10　本決算　　　 32.29
<9835> ジュンテン 　　東２　　 +9.22 　　4/10　本決算　　　 40.00
<6668> ＡＤプラズマ 　東２　　 +7.84 　　4/10　　上期　　　　0.00
<9903> カンセキ 　　　ＪＱ　　 +7.25 　　4/10　本決算　　　　1.89

<1401> エムビーエス 　東Ｍ　　 +6.77 　　4/10　　　3Q　　　 20.00
<2437> シンワワイズ 　ＪＱ　　 +6.62 　　4/10　　　3Q　　　　赤拡
<8198> ＭＶ東海 　　　東２　　 +6.57 　　4/10　本決算　　　 17.90
<8167> リテールＰＡ 　東２　　 +3.09 　　4/10　本決算　　　 -7.98
<7603> マックハウス 　ＪＱ　　 +2.97 　　4/10　本決算　　　　　－

<8287> ＭＶ西日本 　　東２　　 +1.94 　　4/10　本決算　　　 13.49
<7713> シグマ光機 　　ＪＱ　　 +1.76 　　4/10　　　3Q　　　-39.30
<7879> ノダ 　　　　　東２　　 +1.51 　　4/10　　　1Q　　　-21.11
<4397> チムスピ 　　　東Ｍ　　 +1.50 　　4/10　　上期　　　 41.11
<9313> 丸八倉 　　　　東２　　 +1.36 　　4/10　　　1Q　　　　0.55

<8931> 和田興産 　　　ＪＱ　　 +0.82 　　4/10　本決算　　　　2.38
<2459> アウン 　　　　東２　　 +0.75 　　4/10　　　3Q　　　　赤転
<5900> ダイケン 　　　ＪＱ　　 +0.59 　　4/10　本決算　　　 -0.24

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース