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2024/08/08 - 東陽テク(8151) の関連ニュース。 日本触媒<4114.T>=大幅高で3連騰。一気に6月3日につけた年初来高値1668円も視界に入れる高パフォーマンスをみせた。同社はアクリル酸で世界屈指の競争力を持つほか、高吸水性樹脂では世界シェア首位を誇るグローバルニッチトップとして存在感を示す。インドを筆頭に高度経済成長途上の新興国向けでアクリル酸や高吸水性樹脂の輸出が好調で業績を押し上げている。7日取引終了後、25年3月期業績の上方修正を発表、営業利益は従来見通しの150億円から180億円(前期比9%増)に30億円上乗せし、減益予想から一転増益見込みに変わった。これが買い戻しを加速させる材料となった。信用買い残が少なく株

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<動意株・8日>(大引け)=日本触媒、丸運、東陽テクなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/08 15:03
<動意株・8日>(大引け)=日本触媒、丸運、東陽テクなど  日本触媒<4114.T>=大幅高で3連騰。一気に6月3日につけた年初来高値1668円も視界に入れる高パフォーマンスをみせた。同社はアクリル酸で世界屈指の競争力を持つほか、高吸水性樹脂では世界シェア首位を誇るグローバルニッチトップとして存在感を示す。インドを筆頭に高度経済成長途上の新興国向けでアクリル酸や高吸水性樹脂の輸出が好調で業績を押し上げている。7日取引終了後、25年3月期業績の上方修正を発表、営業利益は従来見通しの150億円から180億円(前期比9%増)に30億円上乗せし、減益予想から一転増益見込みに変わった。これが買い戻しを加速させる材料となった。信用買い残が少なく株式需給面で軽さがある一方、PBR0.6倍台と割安で、4.3%台の高配当利回りと合わせて投資マネーの食指を動かす背景となっている。

 丸運<9067.T>=3日続伸と上値指向。週明け5日に日経平均が過去最大の4400円超える大暴落をみせるなど波乱を極めたが、その中で同社株は急落したものの75日移動平均線を支えに下げ渋り陽線で引けている。継続的な資金流入が観測されるほか、PBR0.5倍台の割安感が足もと頑強な株価に反映されている。業績面も好調が際立つ。7日取引終了後に発表した24年4~6月期決算は、営業利益が前年同期比2.4倍となる2億4300万円と急拡大した。運賃改定効果に加え、コスト競争力強化に向けた各種施策が反映される形となった。これを受けて投資資金の攻勢を後押ししている。

 東陽テクニカ<8151.T>=上昇加速。7日の取引終了後、取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.3%)、取得総額15億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。加えて、今期の期末配当予想を5円増額修正して42円とした。24年9月期第3四半期累計(23年10月~24年6月)の連結決算が増収増益で着地したとあって、業況と株主還元姿勢を評価した買いが入ったようだ。年間配当予想は67円(前期比13円増配)となる。自社株買いの取得期間は8月8日から25年7月31日まで。第3四半期累計の売上高は前年同期比22.5%増の259億2000万円、最終利益は同2.4倍の23億2000万円となった。

 アサヒグループホールディングス<2502.T>=乱調相場のなか異彩人気。同社が7日取引終了後に発表した24年12月期上期(23年1~6月)決算は営業利益が前期比8%増の1041億円と好調、4~6月期だけでみると前年同期比12%増と2ケタ伸長を達成している。通期営業利益見通しについては、従来予想の2730億円を2755億円に上方修正した。また、同日に9月末現在の株主を対象に1株を3株にする株式分割を実施することを発表したほか、発行済み株式数1.18%相当の600万株、金額ベースで300億円を上限に自社株買いを行うことも併せて開示しており、これが足もとの株価を強く刺激する格好となっている。

 ブロードバンドタワー<3776.T>=大幅高で3日続伸。7日取引終了後、24年12月期連結業績予想について売上高を131億円から132億5000万円(前期比同水準)へ、純利益を1億1000万円から3億1000万円(同3.1倍)へ上方修正すると発表。これを好感した買いが集まっている。主力のコンピュータプラットフォーム事業の売り上げ増加をはじめ、データセンター関連の売上原価の減少やメディアソリューション事業での販管費減少が業績を押し上げる。投資事業組合運用益など営業外収益の増加も寄与する見込み。

 日本電子材料<6855.T>=戻り足鮮烈でストップ高。7日取引終了後に25年3月期上期(24年4~9月)の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の7億円から23億(前年同期は2000万円)に大幅増額した。半導体の非メモリー向けプローブカードが好調だったほか、メモリー向けプローブカードも回復傾向を示している。海外で高付加価値製品などを含む需要が旺盛で全体収益に貢献している。好業績を背景に中間期配当を従来計画の20円から30円に10円増額しており、これも投資資金の攻勢加速につながった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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