同社は 2025年3月期を最終年度とする中期経営計画(SNS2024)を策定し、初年度の2023年3月期は、売上高および各段階利益が過去最高を更新し、最終年度目標を上回る連結営業利益76億円(ROE13.3%)を達成。しかしPBR(価純資産倍率)は依然1.0倍を下回っており、良好な収益性に対し、株価は割安な水準で推移していると評価している。
同社は持続的成長に向けた事業戦略・成長戦略が、投資から十分な理解を得られていないと考え、株式の流動性が低いこと(2022年度平均:40,308株/日)、時価総額が小さく機関投資家の投資対象になりにくいことなどが株価低迷の要因と認識している。
改善に向けた方針として、中期経営計画(SNS2024)の各施策実行による事業成長と収益性の向上に取り組み、KGIである連結営業利益の最大化を通じて、高水準のROEの維持を目指すとともに、株主還元の充実、IR・SR活動の拡充により、PBR1.0倍超を目指す。(連結営業利益目標 2025年3月期:70億円、2028年3月期:100億円)
施策は、(1)中期経営計画(SNS2024)の着実な実行による収益性の向上、(2)株主還元の充実、(3)IR・SR活動の拡充。
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