日本の売上高は前年同期比10.6%増の831.53億円、営業利益は同305.2%増の19.22億円となった。産業機械業界向けの電機品、制御機器及び電子部品、半導体関連業界向けの電機品及び電気品、自動車関連搭載向けの電子部品、製罐業界向けの搬送装置の販売は増加したが、食品業界向けの設備機器の販売は減少した。
アジアの売上高は前年同期比41.0%増の360.87億円、営業利益は同118.0%増の14.25億円となった。産業機械業界向けの電子部品、半導体関連業界向けの電機品及び電子部品、太陽光関連業界向けの電機品の販売が増加した。
欧米の売上高は前年同期比27.1%増の44.24億円、営業損失は0.36億円(前年同期は0.10億円の損失)となった。産業機械業界向けの電子部品、生活用品業界向けの設備機器の販売が増加したものの、輸送費高騰の影響を大きく受け営業損失となった。
その他の売上高は前年同期比8.2%減の5.66億円、営業利益は同52.9%減の0.03億円となった。
2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比16.1%増(前回予想比5.2%増)の1,565.00億円、営業利益が同99.8%増(同2.4%増)の43.00億円、経常利益が同79.2%増(同6.0%増)の46.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同81.4%増(同6.6%増)の32.40億円としている。また、期末配当予想についても、同3.0円増(同3.0円増)の1株当たり20.0円とすることを発表した。これにより、年間配当金は1株当たり37.00円となる予定。
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