三谷商が後場一時３．５％高、自社株買い発表を好感

　三谷商事<8066.T>が後場プラスに転じ、一時、前日比９９円（３．５％）高の２８９０円をつける場面があった。午後１時に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入った。２０万株（発行済み株式数の０．７３％）、５億６０００万円を上限としており、取得期間は８月１２日から来年３月２４日まで。
　同時に派票した第１四半期（４～６月）連結決算は、売上高１１０５億８３００万円（前年同期比６．９％増）、営業利益３５億９８００万円（同５．４％増）、純利益２１億７１００万円（同１４．８％増）だった。建設資材の売上高が増加したことや、前期に買収した半導体事業部門の売上高が加わったことなどが業績を押し上げた。
　なお、１５年３月期通期業績予想は売上高４６１０億円（前期比変わらず）、営業利益１４０億円（同９．４％減）、純利益８２億円（同５．９％減）の従来予想を据え置いていている。

三谷商の株価は１３時１６分現在２７９８円（△７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）