日経平均は42000円処での底堅さを見極め
日経225先物のナイトセッションは日中比200円安の42150円で始まり、一時41690円まで売られる場面もみられた。自民党の森山裕幹事長が党の両院議員総会で辞任する意向を表明したことをきっかけに為替市場で円売り・ドル買いの動きが強まったことが先物市場での売り仕掛け的な動きに向かわせたようである。その後も米国市場の不安定な値動きの影響を受けたものの、終盤にかけて下げ幅を縮めており、4
2180円で終えている。朝方はインデックスに絡んだ売りが先行する形になりそうだが、日経平均は42000円処での底堅さがみられるようだと、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
昨日は海外勢のフローが限られていたことでこう着感の強い相場展開だったが、米国の休場明けで海外勢の資金流入は増えることになろう。なお、自民党の麻生最高顧問は、3日に開かれる麻生派の研修会で、総裁選挙の実施を求める考えを明らかにする意向が伝えられている。国内政治の不透明感が強まるなか、リスク回避姿勢を強めてくるようだと、先物主導で下へのバイアスが強まる可能性はあるだろう。
ただ、昨日はハイテクの一角が弱含む一方で、三菱商事<8058>など大手商社株が軒並み買われていた。バフェット銘柄として関心が高いこともあるが、政治不安が高まるなかにおいては、バリュー志向の物色に向かわせる可能性がありそうだ。また、外部環境の影響を受けにくい中小型株の一角などにも押し目を拾う動きがみられそうだ。
<AK>
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