―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月2日から5日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 内田洋 <8057>
23年7月期の連結経常利益を従来予想の75億円→84億円(前期は78.4億円)に12.0%上方修正し、一転して7.1%増益見通しとなった。
★No.2 ファーマF <2929>
23年7月期第3四半期累計(22年8月-23年4月)の連結経常利益は前年同期比47.0%増の15.8億円に拡大し、通期計画の12.6億円に対する進捗率が124.8%とすでに上回り、さらに前年同期の85.1%も超えた。
★No.3 泉州電 <9824>
23年10月期の連結経常利益を従来予想の81億円→85億円(前期は78.9億円)に4.9%上方修正し、増益率が2.6%増→7.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8057> 内田洋 東P +12.72 6/ 5 3Q 15.99
<2929> ファーマF 東P +9.42 6/ 5 3Q 47.03
<9824> 泉州電 東P +3.48 6/ 5 上期 20.71
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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