住友商、今期最終を一転6％減益に下方修正、配当も10円減額

　住友商事 <8053> が11月1日後場(14:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比15.0％減の1524億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3400億円→3000億円(前期は3205億円)に11.8％下方修正し、一転して6.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比4.5％増の1475億円に伸びる計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の90円→80円(前期は75円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比17.4％減の726億円に減った。

株探ニュース