＜後場の注目銘柄＞＝大都魚、３Ｑ営業益は超過達成

　大都魚類<8044.T>の４～１２月期の連結営業利益は９億６３００万円（前年同期比４０．５％増）と大幅増益を達成し、１５年３月期通期予想の８億円（前期比１４．１％増）に対して１２０％の超過達成となり、最終的には上方修正が濃厚だ。

　最近の訪日外国人旅行者急増によるインバウンド需要は、エビ、カニ、マグロなど日本の高品質な魚介類にも及び、将来的には、アジア市場拡大の牽引役として期待される。築地の仲卸業者の組合が、ベトナム・ホーチミン市で現地飲食店向けに試食会を開くなどアジアに向けての「築地ブランド」売り込みの動きが活発化している。

　株価は、２３日に動意含みとなったが中期的視野で狙いたい。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）