日経225先物は11時30分時点、前日比510円高の4万5120円(+1.14%)前後で推移。寄り付きは4万4750円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万4575円)を大きく上回り、買いが先行して始まった。4万4800円まで買われた後は、4万4580円と下落に転じる場面もみられた。ただし、中盤にかけてリバウンド基調が強まり、朝方につけた4万4800円を突破するとショートカバーを交えた上へのバイアスが強まり、終盤にかけて4万5120円まで急伸した。
予想以上に強い相場となった。日経平均株価は16日につけたザラ場高値(4万5055円)にタッチした後は利食いに押される場面もみられたが押し目待ち狙いの買い意欲は強く、その後の高値更新でショートカバーの動きが強まった。また、中国当局によるエヌビディア
日経225先物はボリンジャーバンドの+2σ(4万4890円)を突破し、ショートカバーが強まった形である。同バンドが支持線として機能することで、+3σ(4万5800円)とのレンジが意識されてきそうだ。4万5000円乗せで利食いも入りやすいところだが、ショートは避けておきたい。
NT倍率は先物中心限月で14.36倍に上昇した。いったんはリバランスが入るとみられたが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の強い値動きによってトレンドが強まっている。1月高値の14.54倍が次のターゲットとして意識されるなか、NTロングでのスプレッド狙いの動きが継続しそうである。
株探ニュース
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