東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、水産農林、電気ガス、証券商品先物など30業種が上昇。一方、海運、倉庫運輸、小売が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、コナミG<9766>、TDK<6762>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>が軟化した。
前日の米国市場では早期の利下げ観測が強まり、買いが優勢となった。東京市場も米株高の流れを受けて、幅広い銘柄に買いが先行して始まった。指数インパクトの大きい東エレクが弱含みで推移しており、ややセンチメントを冷ます形になったほか、決算発表が本格化するなかで結果を見極めたいとする模様眺めムードも強い。ザラ場に決算を発表した三菱重<7011>が上場来高値を更新したほか、マツダ<7261>も買われた一方で、クボタ<6326>は下方修正が嫌気されており、先回り的な売買は入りにくい。
日経平均は3営業日ぶりに反発したものの、直近の下げの反動であり、相場の流れが大きく変わったわけではないだろう。米国の利下げ期待が相場を支える要因の一つになっているが、関税政策の影響への警戒感も拭えていない。米国の物価統計には引き続き警戒が必要だろう。国内では決算発表が本格化しているが、本格的に関税の影響が顕在化するのはこれからであり、中間決算をみるまでは業績を見極めたいところでもあろう。
<CS>
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