東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100に迫り、全体の6割超を占めた。セクター別では、銀行、機械、その他製品、保険など27業種が上昇。一方、海運、水産農林、電気ガス、倉庫運輸など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、東エレク<8035>が堅調だった半面、ホンダ<7267>、メルカリ<4385>、ニトリHD<9843>、オムロン<6645>が軟化した。
前日の米国市場で主要株価指数が上昇し、なかでも半導体株の強い動きが目立つなか、朝方は半導体関連株などを中心に買われた。また、米大統領選では、激戦州でトランプ氏優勢との報道が伝わると、「トランプ・トレード」が再開された。トランプ氏の政策を先取りする動きもみられ、造船や鉄鋼、機械などにも値を上げる銘柄が目立った。日経平均は後場取引開始後ほどなくして、39664.53円まで上値を伸ばし、心理的な節目の39500円台を上回る場面があった。
トランプ氏の返り咲きを織り込む形で大きく上昇したが、規制緩和や法人税減税といった好材料ばかりを織り込んだに過ぎず、今後は対中関税強化など負の面がクローズアップされる可能性もあり、手放しで喜べない状況にある。当面は政策期待から買い優勢の相場展開が見込まれるが、次第に悪材料を織り込みにいくことも想定しておく必要はありそうだ。もっとも、足もとでは積極的な売買は手控えられていたこともあり、押し目待ち狙いの買い意欲は強いだろう。大統領選通過後は米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えているが、これらイベント通過後は物色意欲が高まりそうだ。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
東エレクのニュース一覧- 材料株乱舞、連日ストップ高続出。 2025/02/17
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小反発、アドバンテストとソニーGの2銘柄で約78円押し上げ 2025/02/17
- 株価指数先物【昼】 ナイトセッションでつけたレンジ内での推移 2025/02/17
- 日経平均17日前引け=反発、15円高の3万9164円 2025/02/17
- 11時の日経平均は37円高の3万9186円、アドテストが73.13円押し上げ 2025/02/17
マーケットニュース
- 八潮市陥没事故で急展開!「水道インフラ」で買われる株・緊急リサーチ <株探トップ特集> (02/17)
-
明日の株式相場に向けて=急落・仕込み好機の「好決算銘柄」 (02/17)
- 米株価指数先物 時間外取引 堅調、ダウ先物は55ドル高 (02/17)
-
明日の為替相場見通し=円高基調は継続するか (02/17)
おすすめ条件でスクリーニング
東京エレクトロンの取引履歴を振り返りませんか?
東京エレクトロンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは![アセプラ(アセットプランナー)](https://assets.minkabu.jp/images/stock/img_asset_tradehistory.png)
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。