(-0.27%)の5307.01で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や半導体エヌビディアの決算発表を控え、様子見気配が強まり、小動きで寄り付いた。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した前回開催分のFOMC議事要旨では、政策金利を一段と長期にわたり高水準で維持する姿勢が再表明されたほか、必要であれば追加引き締めを支持する参加者もいたことが明らかになり、利下げ期待の後退で売りに拍車がかかった。ナスダックは過去最高値付近からの利益確定売りに押されたが、エヌビディア決算への期待が根強く、終盤にかけて下げ幅を縮小し終了。
注目されたエヌビディアの決算内容が市場予想を上回り、同銘柄が時間外取引で一時1000ドル台まで買われたことから、東京市場は買い優勢で取引を開始した。値がさ半導体株が上昇したため、日経平均は上げ幅をじりじりと拡大。前場伸び悩む場面も見られたが、日経平均は後場一段高で39000円台を回復した。
大引けの日経平均は前日比486.12円高(+1.26%)の39103.22円となった。東証プライム市場の売買高は15億6422万株、売買代金は4兆4084億円。業種別では、電気機器、機械、繊維製品、保険業、精密機器などが上昇した一方、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属、不動産業、その他製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は52%、対して値下がり銘柄は43%となっている。
日経平均採用銘柄では、大株主にオアシスジャパンが名を連ねたことが判明したことで帝人<3401>が急騰したほか、エヌビディア決算を受けて、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体株が買われたが、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735> SUMCO<3436>は買い一巡後は上値が重くなった。
一方、足元上昇していた住友鉱山<5713>、DOWAホールディングス<5714>、三菱マテリアル<5711>、三井金属<5706>など非鉄関連銘柄の一角が下落。また、しずおかフィナンシャルG<5831>、ふくおかフィナンシャルG<8354>もさえないほか、三菱地所<
8802>、東急不動産HD<3289>など不動産株が売られた。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
東エレクのニュース一覧- 株価指数先物【引け後】 海外勢のフローは限られ後場は持ち高調整 2024/06/19
- 【↑】日経平均 大引け| 続伸、朝高も戻り売り圧力で上値は重い (6月19日) 2024/06/19
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続伸、アドバンテストやソフトバンクGが2銘柄で約77円分押し上げ 2024/06/19
- 米ハイテク株高を映した買い一巡後はこう着感が強まる【クロージング】 2024/06/19
- 日経平均は続伸、米国株高受けて買われるも上値の重さは変わらず 2024/06/19
#日経平均 の最新ニュース
マーケットニュース
- 脱炭素の急先鋒、成長ロード突き進む「SiCパワー半導体」関連株 <株探トップ特集> (06/19)
- 明日の株式相場に向けて=エヌビディア躍進と東京市場に潜む悲観 (06/19)
- 米株価指数先物 時間外取引 底堅く推移、ダウ先物下げ渋る (06/19)
- 19日香港・ハンセン指数=終値18430.39(+514.84) (06/19)
東京エレクトロンの取引履歴を振り返りませんか?
東京エレクトロンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。