東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1600を超え、全体の9割近くを占めた。セクター別では、33業種すべてが下落し、医薬品、不動産、卸売、精密機器、繊維製品などの下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、花王<4452>、資生堂<4911>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、サイバーエージェント<4751>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、TDK<6762>、オリンパス<7733>が軟調だった。
1日の米国市場では、11月のISM製造業景況指数が49.0と市場予想の49.7を下回り、好不況の分岐点である50を2020年5月以来約2年半ぶりに下回ったことから、景気の減速懸念が台頭。また、円相場が1ドル=135円台へと円高進行が加速していることで、商品投資顧問業者(CTA)などの短期筋による先物売りも下げを拡大させる要因となり、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。一方、サッカーワールドカップ(W杯)の1次予選で日本が決勝トーナメント進出を決めたことから、サイバーエージェント、ハブ<3030>、ミズノ<8022>といったW杯関連株の一角に個人の投資資金が向かった。
日経平均はほぼ全面安商状となったが、積極的に売り崩す動きは見られなかった。今夜発表の11月の米雇用統計の内容が気掛かりだからだ。非農業部門雇用者数は前月比20万人増(前月は26万1000人増)、失業率は3.7%(前月が3.7%)、平均時給は前年比4.6%増(前月が4.7%増)と予想されている。このため、雇用統計の結果と米国市場の動きを見極めたいと考える投資家が多い。また、来週も11月のISM非製造業景況指数やミシガン大学の消費者信頼感指数などの経済指標の発表が予定されており、これらを確認したいとの見方が強まる可能性がありそうだ。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
ミズノのニュース一覧- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 川重、SUMCO、SUBARU (2月7日発表分) 2025/02/10
- 前週末7日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?― 2025/02/10
- 本日の【株主優待】情報 (7日 発表分) 2025/02/07
- <動意株・7日>(大引け)=ミズノ、Fスターズ、F&LC、カドカワなど 2025/02/07
- ミズノが後場急上昇、1株から3株への株式分割と配当予想の増額修正を好感 2025/02/07
マーケットニュース
- 人類の夢を乗せリフトオフ!「宇宙関連」の中小型株に活躍の時迫る <株探トップ特集> (02/25)
-
明日の株式相場に向けて=米経済スタグフレーション兆候で春の嵐も (02/25)
- NY各市場 1時台 ダウ平均は小幅安 ナスダックはマイナス圏での推移 (02/26)
- 本日の【新規公開(IPO)】情報 (25日大引け後 発表分) (02/25)
おすすめ条件でスクリーニング
ミズノの取引履歴を振り返りませんか?
ミズノの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。