決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ＴＫＰ、マネフォ、きずなＨＤ (7月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　東京衡機 <7719>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.8倍の1.5億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の2億円に対する進捗率は76.5％に達し、5年平均の71.2％も上回った。

★No.3　ウッドＦ <8886>
　20年5月期の連結経常利益は前の期比61.1％減の3.1億円に落ち込んだが、従来予想の0.6億円を上回って着地。

★No.4　きずなＨＤ <7086>
　20年5月期の連結税引き前利益は前の期比45.9％減の3.3億円に落ち込んだが、21年5月期は前期比38.1％増の4.6億円にＶ字回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7719> 東京衡機 　　　東２ 　 +31.72 　　7/15　　　1Q　　　378.13
<7808> ＣＳランバー 　ＪＱ 　 +22.95 　　7/15　本決算　　　　1.56
<8886> ウッドＦ 　　　ＪＱ 　 +16.94 　　7/15　本決算　　　218.47
<7086> きずなＨＤ 　　東Ｍ 　 +14.31 　　7/15　本決算　　　 38.14
<3479> ＴＫＰ 　　　　東Ｍ 　 +10.38 　　7/15　　　1Q　　　　赤転

<3994> マネフォ 　　　東Ｍ 　 +10.36 　　7/15　　上期　　　　赤縮
<2404> 鉄人化計画 　　東２　　 +5.93 　　7/15　　　3Q　　　　赤転
<7997> くろ工 　　　　東２　　 +3.57 　　7/15　　上期　　　　赤拡
<6578> エヌリンクス 　東２　　 +3.37 　　7/15　　　1Q　　　　黒転
<6064> アクトコール 　東Ｍ　　 +2.99 　　7/15　　上期　　　 25.70

<3557> Ｕ＆Ｃ 　　　　東Ｍ　　 +2.47 　　7/15　　　1Q　　　　赤転
<9812> テーオーＨＤ 　ＪＱ　　 +2.14 　　7/15　本決算　　　　　－
<7807> 幸和製 　　　　ＪＱ　　 +1.30 　　7/15　　　1Q　　　-60.27
<3266> ファンクリＧ 　ＪＱ　　 +1.10 　　7/15　　上期　　　　黒転
<7879> ノダ 　　　　　東２　　 +0.97 　　7/15　　上期　　　 -9.01

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース