日本地域の売上高は前年同期比5.4%増の673.99億円となった。一方、急激な円安により輸入仕入費用が増加したこと等により、セグメント利益は同6.3%減の78.78億円となった。行動制限の緩和により旅行など他のレジャーへの消費が多様化したことや、エネルギー価格や物価の高騰が家計を圧迫している状況であること等からアウトドア・スポーツ・レジャーの市況は力強さを欠く状況となっている。そのような中、同社グループは、顧客に満足してもらえる新製品の投入とサービスの提供を行ってきた。
米州地域の売上高は同34.7%増の114.47億円、セグメント利益は同37.2%増の2.72億円となった。経済が正常化する一方で急激なインフレによる景気への影響が懸念される状況となった。そのような中、足下ではアウトドア・スポーツ・レジャーの市況にも影響が出始めているが、新製品が好調に推移したことに加え、円安の進行もあり増収となった。
欧州地域の売上高は同6.0%増の111.70億円、セグメント利益は同51.9%減の5.35億円となった。長期化するロシア・ウクライナ情勢が間接的な要因となり、急激なインフレが進行し、消費行動にも影響を及ぼす状況となった。そのような中、各地域のニーズに合った製品の投入等により、増収となった。一方利益面では、物流費の増加やエネルギー価格の高騰など、販管費が増加したことにより、減益となった。
アジア・オセアニア地域の売上高は同40.8%増の435.71億円、セグメント利益は同86.1%増の69.98億円となった。コロナ禍への対応により、国ごとの社会経済情勢にばらつきがあるが、今期においてはアウトドア・スポーツ・レジャーの市況は総じて堅調に推移した。同社グループにおいても、特に中国、韓国での販売が好調に推移し、増収増益となった。
2023年3月期通期については、売上高が前期比11.9%増の1,350.00億円、営業利益が同3.6%減の119.00億円、経常利益が同5.4%減の123.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.1%減の87.00億円とする11月8日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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