【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、先物主導で買われ一時600円高 (2月13日)
日経平均株価
始値 39225.50
高値 39581.47(13:39)
安値 39112.17(09:06)
大引け 39461.47(前日比 +497.77 、 +1.28% )
売買高 20億3238万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆9684億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅高で3日続伸、一時600円高
2.NYダウ下落も為替の円安進行が追い風材料
3.オプションSQ目前、先物主導の買い仕掛け
4.ロシア・ウクライナ戦争終結への期待感も
5.値上がり銘柄数が77%占め、S高銘柄相次ぐ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比225ドル安と3日ぶりに反落した。1月の消費者物価(CPI)が市場予想を上回り、次の利下げ期待の後退から売りが優勢となった。
東京市場では、好決算銘柄を中心に広範囲にリスクを取る動きが広がった。日経平均株価は先物主導で上げ足を強め一時600円強上昇する場面もあった。
13日の東京市場は、終始買い気の強い地合いとなり、幅広い銘柄に投資資金が流れ込んだ。前日の欧州株市場では独DAXが最高値に買われたのをはじめ総じて堅調だったが、米国株市場では1月の消費者物価指数(CPI)発表を受け、米長期金利が上昇しNYダウが下落した。東京市場は気迷いムードが漂うなかも、為替市場の円安進行が追い風となってリスクオンに傾いた。オプションSQ算出を明日に控え先物主導の仕掛け的な買いが入り、日経平均を押し上げる格好に。また、トランプ米大統領が間に入り、ロシアとウクライナの戦争終結に向けた交渉が進展するとの見方が広がったこともセンチメント改善に寄与した。業種別では内需株に高いものが目立ち、33業種中29業種が上昇した。値上がり銘柄数はプライム市場全体の77%を占めたが、売買代金は大活況だった前日を下回り5兆円台に届かなかった。
個別では、アドバンテスト<6857>や、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>などが堅調だったほか、IHI<7013>、川崎重工業<7012>なども上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>がしっかり、ファーストリテイリング<9983>は大きく水準を切り上げた。任天堂<7974>も頑強な値動きに終始した。三井海洋開発<6269>、gumi<3903>、トレンドマイクロ<4704>、エイチワン<5989>、GMOインターネット<4784>、楽天銀行<5838>などがストップ高に買われ、日本板硝子<5202>も大幅高。
半面、売買代金トップとなったフジクラ<5803>が売りに押され、同2位の古河電気工業<5801>は大きく売り込まれた。ソフトバンクグループ<9984>も大幅に下値を探る展開。リクルートホールディングス<6098>の下げも目立つ。Sun Asterisk<4053>、I-ne<4933>が急落、日揮ホールディングス<1963>、タカラトミー<7867>も大幅安。武蔵精密工業<7220>も大きく水準を切り下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、トレンド <4704>、中外薬 <4519>、第一三共 <4568>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約298円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、リクルート <6098>、東エレク <8035>、ニトリHD <9843>、日揮HD <1963>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約179円。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)繊維製品、(2)医薬品、(3)証券商品先物、(4)建設業、(5)化学。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)非鉄金属、(2)サービス業、(3)石油石炭製品、(4)鉱業。
■個別材料株
△リスキル <291A> [東証G]
4-12月期営業利益が通期計画超過。
△トヨクモ <4058> [東証G]
10万株を上限とする自社株買い発表と25年12月期20%営業増益予想を好感。
△GMOインターネット <4784> [東証P]
今期経常は52倍増で13期ぶり最高益、11.3円増配へ。
△日山村硝 <5210> [東証S]
配当予想の大幅増額修正を好感。
△エイチワン <5989> [東証P]
4-12月期最終黒字で配当予想増額。
△GMOテック <6026> [東証G]
今期経常は16%増で3期連続最高益、前期配当を14.03円増額・今期は143.88円増配へ。
△三井海洋 <6269> [東証P]
25年12月期連続最高益・大幅増配計画を好感。
△メルコ <6676> [東証S]
今期経常を58%上方修正。
△大井電気 <6822> [東証S]
今期経常利益を一転30%増益予想に大幅増額。
△フィンテック <8789> [東証S]
10-12月期2ケタ増収増益と自社株買いを評価。
▼AIFCG <254A> [東証S]
東証が信用規制。
▼大阪油化 <4124> [東証S]
ダイセキ <9793> によるTOB不成立。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)三井海洋 <6269>、(2)gumi <3903>、(3)サンウェルズ <9229>、(4)トレンド <4704>、(5)エイチワン <5989>、(6)GMOインタ <4784>、(7)ジェイエイシ <2124>、(8)楽天銀 <5838>、(9)ケアネット <2150>、(10)LINK&M <2170>。
値下がり率上位10傑は(1)サンアスタ <4053>、(2)Ine <4933>、(3)日揮HD <1963>、(4)タカラトミー <7867>、(5)LIFULL <2120>、(6)武蔵精密 <7220>、(7)日比谷設 <1982>、(8)ナブテスコ <6268>、(9)ゼンショHD <7550>、(10)ミガロHD <5535>。
【大引け】
日経平均は前日比497.77円(1.28%)高の3万9461.47円。TOPIXは前日比32.26(1.18%)高の2765.59。出来高は概算で20億3238万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1260、値下がり銘柄数は337となった。東証グロース250指数は687.45ポイント(5.21ポイント安)。
[2025年2月13日]
株探ニュース
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