象印、今期経常を一転5％増益に上方修正

　象印マホービン <7965> [東証Ｐ] が7月3日大引け後(15:30)に決算を発表。23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比4.5％減の53.4億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の43億円→61億円(前期は58.1億円)に41.9％上方修正し、一転して4.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の7.6億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比9.7％減の13億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の4.6％→5.2％に改善した。

株探ニュース