兼松日産農林<7961>は21日金曜日に陽線引け
第3の事業柱に据えた海外の防犯カメラの輸入販売で円安デメリットを上回る好調を維持。今後、セキュリティ事業に注力する点から、復配予定の配当金額にも好影響が及びそうです。
国内での多様なリスク管理に防犯カメラの活躍が目立ちますが、今後、ますます、セキュリテイに対する意識が個人、法人ともに高まりそうです。オリンピックに向け、公官庁も積極的に防犯推進に取り組むと考えられることから、同社には利益獲得機会がより増すと考えていいでしょう。
同社は日経平均株価が低迷した2014年12月17頃には逆行高しており、逆相関銘柄としても注目したいところです。
同社チャートで直近の動向を見ると、この一か月半ほどでざっくりながら150円あたりで底値を固めたとみられることから、まずは160円回復を期待したいところです。
相場環境次第では180円台を目指す動きもみられるかと思います。
長期的には数年にわたる横ばい状態解消の動きが出てくることも考えられます。
8月24日未明には米軍基地付近で爆発が起こったとの報道もあり、日経平均株価は中国での爆発に続く不穏な事故を反映して月曜日は一層調整色を強める場面があるかもしれません。
逆相関の実績がある同社の活躍素地と見て、150円前後で買い、とりあえずの目標価格160円台を検討してみたいと思います。